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Published on 31 March 2026•6分

越境ビジネスの資金繰りを早める方法

Ross Weldon
Contributing Finance Writer

越境ビジネスの資金繰りを早める方法

海外との取引がある事業では、売上が立ってから実際に使えるお金になるまでに時間がかかり、途中で手数料も引かれます。資金繰りを早めるには、入金、通貨の両替、支出管理、資金状況の把握という4つの段階で、つまずきを減らすことが重要です。この記事では、各段階の改善方法を、Airwallexの機能と海外の事例を交えて説明します。

※サービス提供状況:グローバル口座(外貨口座)、海外送金・両替、法人カード、経費管理、請求書支払い、会計ソフト連携は、日本法人向けには現在提供準備中です。海外法人の場合は、法人の所在国・地域と審査条件により利用できる場合があります。日本法人が現在ご利用いただけるのはオンライン決済です。

売上が使えるお金になるまでに、何が遅れの原因になる?

主な原因は、決済の失敗による売上の取りこぼし、入金と支払いで通貨が合わないことによる余計な両替、支出が口座から出るまで把握できないことです。事業が海外へ広がるほど、これらが積み重なります。

たとえば、複数の国で商品を販売し、仕入先への支払いは別の通貨で行う事業を考えます。売上が入金される通貨と、支払いに使う通貨が違うと、両替が何度も発生します。売上データや支出の記録が複数のシステムに分かれていれば、いくら使えるのかを確認するだけで手間がかかります。

決済の成功率を上げると、資金繰りはどう変わる?

顧客が使い慣れた通貨と支払方法で決済できると、購入が完了しやすくなり、入金の見通しも立てやすくなります。決済が途中で失敗すると、売上として見込んでいたお金が入ってきません。

Airwallexは、クレジットカードやデジタルウォレットなど、複数の決済手段でオンライン決済を受け付けられます。日本法人が現在利用できるのは、このオンライン決済です。

料金は、日本向けの料金ページ(2026年9月確認)で、カード・デジタルウォレットが3.20%+40円(国際カードは+0.5%)です。たとえば月商100万円で、1件5,000円の注文が200件、すべて国内カードだとすると、手数料は1件あたり200円(160円+40円)、合計で4万円です(例)。

海外の例として、ホスピタリティ企業のMinor Hotelsは、Airwallexの現地決済処理と同一通貨決済(顧客が支払った通貨のまま受け取ること)を組み合わせ、年間720万米ドルを超えるコスト削減を見込んでいます。決済成功率は30%近く向上したとされています。詳しくは事例ページをご覧ください。

「すべてのホテルで決済を統一する必要があることはわかっていました。決済手順の標準化、本社チームがしっかり全体を把握できる体制、為替と財務のグローバルな調整、Airwallexがそれを可能にしました。スケールに必要なグローバルな展開、送金ネットワーク、仮想口座を提供してくれ、優秀なチームとトップクラスのアクワイアリング(加盟店の決済処理)に支えられています」

Brian Clark(Minor Hotels 決済・不正対策 プロダクト ディレクター)

外貨の受取と支払いで、余計な両替を減らすには?

受け取った通貨のまま保有し、同じ通貨で支払えば、両替の回数を減らせます。両替が必要なときも、自分で時期を選べるようにしておくと、有利なレートを待てます。

欧州のクリエイティブ・プロダクション会社Conductrは、海外の顧客を増やす中で、この問題に直面しました。銀行は米ドルの受取をすべて英ポンドに強制的に両替していましたが、仕入先や業務委託先の多くは米ドルで請求してきます。そのため同じお金に2回の両替手数料が発生していました。共同創業者のジョスは、次のように話しています。

「世界中にお金を動かすのは悪夢でした」「取引手数料を二重に取られ、最悪のレートを押しつけられていました」

Airwallexは、現地の通貨で受け取り、同じ残高から支払える通貨口座(グローバル口座)と、為替レートを先に固定する為替予約を提供しています(日本法人向けは提供準備中)。通貨が一致していれば両替は不要になり、両替が必要なときも自分のタイミングで実行できます。Conductrは現在、必要な通貨で資金を保有し、為替レート通知を使って有利なタイミングで両替しています。

支出は、出金される前にどう把握する?

発注書や仕入先への支払い、従業員の経費を1か所にまとめれば、承認した時点で「確定した支出」として資金の見通しに反映できます。口座から出金されるのを待つ必要がなくなります。

Airwallexは、発注書の承認、仕入先への支払い、従業員の経費、法人カードの利用を1つのプラットフォームで管理する機能を提供しています(日本法人向けは提供準備中)。

海外の例として、F1に参戦するMcLaren Racingは、以前は経理チームが海外送金を1件ずつ手作業で処理していました。現在は、承認ワークフローとテンプレートを使った一括送金に切り替え、経理チームの作業時間を減らしています。

「Airwallexは、私たちがテクノロジーに投資している好例です。以前の海外送金ソリューションは非常に遅く、手動で時代遅れでしたが、Airwallexは速く、使いやすく、効率的です。業務時間を大幅に短縮できるだけでなく、コストも削減できる、事業にとってまさに理想的な成果です」

Laura Bowden(McLaren Mastercard Formula 1 Team CFO)

資金の状況をリアルタイムで把握するには?

すべての市場の残高、支払い、取引を1つの画面で確認し、会計ソフトと自動で同期できれば、月末の突き合わせ作業が減り、予測の精度が上がります。

Airwallexは、XeroやNetSuiteなどの会計ソフトと取引を同期する連携機能を提供しています(日本法人向けは提供準備中)。複数の国に法人がある場合は、グローバル法人管理機能で、法人ごとの残高や支払い、レポートをまとめて確認できます。

決済の成功率、通貨の扱い、支出の見える化、資金状況の把握がつながると、予測に使えるデータが正確で早く、そろうようになります。経理チームは、先月の実績確認に追われるのではなく、次の打ち手を考える時間を確保できます。

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よくある質問

資金繰りを早めるには、まず何から見直すべきですか?

売上が入金されるまでの日数、両替の回数、支出が把握できるまでの時間の3点を確認します。遅れや手数料が集中している段階から手を付けると、効果が出やすくなります。

同一通貨決済とは何ですか?

顧客が支払った通貨のまま売上を受け取る方法です。円に強制的に両替されず、同じ通貨で仕入先などへ支払えば、両替の回数を減らせます。

日本法人はAirwallexのどの機能を使えますか?

現在利用できるのはオンライン決済です。グローバル口座、海外送金・両替、法人カード、経費管理、請求書支払い、会計ソフト連携は、日本法人向けには提供準備中です。

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Ross Weldon
Contributing Finance Writer

Ross is a seasoned finance writer with over a decade of experience writing for some of the world's leading technology and payments companies. He brings deep domain expertise, having previously led global content at Adyen. His writing covers topics including cross-border commerce, embedded payments, data-driven insights, and eCommerce trends.

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