月末の繁忙を財務チームの当たり前にしない
多くの経理責任者にとって、「月次決算」は夜遅くまでの作業、大量のCSV出力、連携していないシステム間の取引照合に費やす長い時間を意味します。経理責任者は、不一致の仕訳を探し、経費を手作業で再分類し、支出データが別のツールから届くのを待つために、週最大10時間を費やすことがあります。
この遅れは作業速度を落とすだけではありません。意思決定に影響し、レポート上の見落としを生み、数値への信頼を損ないます。財務業務が常時動き続ける現在、資金の使途を把握するために月末まで待つ方法は、もはや現実的ではありません。
だからこそ、ERPのリアルタイム連携は単に「あれば便利な機能」ではなく、現代の財務業務における新たな標準になりつつあります。特に、NetSuiteを使って海外送金を含むグローバルな支払い・支出データを管理する企業では、情報反映の遅れを減らすことが重要です。
導入前:分断されたシステムと手作業での照合
経費ツール、カード管理画面、ERPを複数のブラウザタブで行き来した経験があれば、ミスがどれほど簡単に入り込むか分かるでしょう。
担当者が領収書を遅れてアップロードする。経費区分が総勘定元帳のコードと一致しない。誰かが手動でデータを送るまで同期されないため、支払いが数日、場合によっては数週間も未照合のまま残る。ERPに実態が反映される頃には、そのデータはすでに古くなっています。
経理責任者は、明細の照合、入力内容の突合、未提出の請求書の回収といった付加価値の低い作業で、毎週丸1日を失うこともあります。
Airwallexは、この状況を変えるために取り組みました。
NetSuiteで海外送金・支出データを管理する企業にも:照合を自動化し、状況を即座に把握
AirwallexのERPリアルタイム連携では、すべての取引、経費、支払いが、手作業なしで会計システムへ自動反映されます。NetSuiteを利用している場合、発注書もAirwallexとNetSuiteの間でリアルタイムに同期され、両方のシステムが最新の状態に保たれます。双方向連携のため、発注書はNetSuiteとAirwallexのどちらでも作成・更新でき、その内容は自動的に同期されます。
Airwallexのウォレット、カード、経費、請求書は、Xero、NetSuiteなど主要な会計システムと直接連携します。複数法人にまたがる支出を、一元的かつ正確に把握できます。NetSuiteでは発注書が双方向で同期されるため、NetSuiteとAirwallexのどちらで作成・更新しても、常に同じ状態に保たれます。
Xeroとの連携: 取引は1時間ごとに同期されます。手作業でのアップロードや日次の一括取込が不要です。
NetSuiteとの連携: Airwallexが発注書と複数通貨の支出データをERPの元帳へ直接同期するため、経理責任者は海外送金を含むグローバルな取引を確実に照合できます。
請求書と立替経費: 会計システムへ自動的に送られ、支払情報も自動的に戻るため、すぐに照合できます。
経理責任者は、データを待つのではなく、そのデータに基づいて行動できるようになります。各部門・法人の支出予定額、実績、差異、発注書をリアルタイムに把握でき、問題が起きてから対応する月次決算ではなく、継続的に処理する決算体制を実現できます。
今、重要である理由
財務業務は、定期的な処理からリアルタイム処理へ移行しています。企業が世界へ事業を拡大し、複数のツールに財務データが増えるなか、データ反映の遅れは見えにくいコストになっています。経理責任者は、キャッシュフローやコストセンターの実績を把握するために月末まで待てません。より良い判断には、継続的な可視化が必要です。
現在の財務責任者は、「継続的な決算」と呼ばれる運用へ移行しています。照合、レポート、分析をほぼリアルタイムで行う方法です。仕事量を増やすのではなく、より良いシステムを使って同じ業務を行うことが目的です。
Airwallexは、この隔たりを埋めます。財務チームの単純作業を自動化し、照合の遅れをなくし、あらゆる法人、取引、時間帯の状況を明確にします。
リアルタイム連携で財務チームが得られる4つの効果
決算の迅速化と精度向上
支出の発生から把握までの遅れをなくします。ERPのリアルタイム連携により、取引、請求書、発注書のデータが会計システムへ自動的に送られ、手作業での確認、やり直し、監査リスクを減らします。Igloo Insureの事例では、請求書の承認、支払い、照合に何時間もかけていた財務チームが、承認を数分で完了し、ERP上で直接照合できるようになりました。
あらゆる数値への信頼
ERPを唯一の正しい情報源にすれば、月末に予想外の数値が判明する事態を防げます。NetSuiteを利用するチームでは、支払い、承認、証憑書類がリアルタイムに正確に反映され、表計算ソフトや遅れて行うアップロードに頼る必要がありません。Igloo InsureはAirwallexとNetSuiteを直接連携して分断された業務フローを解消し、経理責任者が常に全体を把握して数値を信頼できる環境を整えました。
戦略に使える時間の増加
付加価値の低い手作業をなくすことで、経理責任者は取引処理から、事業部門と連携した戦略的な役割へ移れます。リアルタイムデータがあれば、支出傾向の分析、キャッシュフローの確認、為替・越境取引コストの最適化を、後からではなく継続的に行えます。たとえばIgloo Insureは、越境取引1件あたり約100シンガポールドルを節約しています。財務とERPの業務フローが一体化しているため、この効果をすぐに把握し、対応に生かせます。
グローバルな複数法人への拡張性
リアルタイム連携は、業務上の負担を増やさず、複数法人の複雑な環境に対応します。複数の子会社、通貨、承認体制を管理する場合でも、財務チームは全社の一貫した最新情報を把握できます。Igloo Insureにとって、ERPを通じた一元管理と可視性を維持しながら8か国へ事業を拡大するうえで、これは重要な要素でした。
リアルタイム照合は単なる一機能ではない
財務責任者は、何時間もかかる手作業のデータ整理を自動化し、即時に正確な情報を得られる運用へ移行しています。AirwallexのERPリアルタイム連携では、事業活動と同時に照合が行われます。経理責任者は取引を追う時間を減らし、財務成果を高める業務により多くの時間を使えます。
実際の動きを確認してみませんか。 数分でAirwallexとERPを接続し、リアルタイム財務の効果をご確認ください。
Airwallexを現在の財務システムへどのように組み込めるかご覧ください。
本資料は情報提供のみを目的としており、法務、規制、税務または投資に関する助言を構成するものではありません。読者の皆さまは、個別の状況に応じた助言について、ご自身のアドバイザーまたは法律顧問にご相談ください。
View this article in another region:グローバル

The Airwallex Editorial Team
Airwallex’s Editorial Team is a global collective of business finance and fintech writers based in Australia, Asia, North America, and Europe. With deep expertise spanning finance, technology, payments, startups, and SMEs, the team collaborates closely with experts, including the Airwallex Product team and industry leaders to produce this content.


