有利な為替レートで送金・両替するには、銀行間レートを基準にして複数社を比べ、手数料を含めた総コストで判断することが基本です。この記事では、円とドルなどの送金・両替でレートの差を小さくするための6つの方法を説明します。わずかなレートの差でも、取引額が大きいほど、手元に残るお金に影響します。
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為替レートは、なぜ会社によって違う?
世界共通の固定された為替レートはなく、レートは常に変動し、提供する会社によっても異なるからです。多くの銀行や両替サービスは、銀行間レート(市場中間レート)をそのまま提示しません。銀行間レートに上乗せした金額を提示して、会社の利益を確保しています。
たとえば、銀行間レートが1ドル=150円、ある会社の提示が1ドル=151円だとします。これは例です。1万ドルを両替すると、上乗せ分の1円×1万ドルで、1万円の差が出ます。
有利なレートを得るには、何から始める?
まずは、複数の会社を比べて、最も良いレートを出しているところを探すことです。手間はかかりますが、これが基本です。
比べる前に、事前のリサーチをしておくと、適正な水準を判断できます。インターネットで、現在の銀行間レートを調べましょう。銀行間レートは、銀行同士が外貨を取引するときの基準となるレートです。各社の提示レートと比べれば、条件が公正かどうかが分かります。
為替の用語で迷ったら、どのレートを見ればいい?
見るべきなのは、銀行間為替レート(市場中間レート)です。
スポットレート、外国為替レートなど、為替レートにはさまざまな呼び名があります。表示されたレートが、実際に適用されるレートと一致するとは限りません。用語の違いに惑わされず、基準となる銀行間レートを確認しましょう。
レートのほかに、何を確認すべき?
手数料を含めた総コストです。レートは、費用を決める要素の1つにすぎません。
魅力的に見えるレートを示していても、手数料などが加わって、最終的な費用が高くなることがあります。手数料、為替手数料、カード手数料が、合計として明示されていない場合もあります。次の点に注意してください。
手数料の水準:どんな手数料がいくらかかるかを、必ず確認します。
「手数料ゼロ」の表示:手数料がなくても、その分が基準レートへの上乗せに含まれていることがあります。
銀行のレートは、どう見ればいい?
銀行のレートも、銀行間レートと比べて確認してください。信頼できる機関だからという理由で、上乗せを当然のものとして受け入れる必要はありません。銀行のレートと他社のレートを、同じ日の銀行間レートを基準にして比べると、違いが分かります。
為替手数料を減らす方法は?
外貨への両替の回数を減らすことです。次のような方法があります。
オンラインで直接決済する:オンラインで注文して支払えるときは、カード払いや取引先の通貨で支払えることがあります。この場合、かかるのはカード会社が設定する為替手数料だけです。
取引先の通貨で支払う:現地通貨で直接支払えば、両替が不要になり、為替手数料を避けられます。複数の外貨で送金・受け取り・保有ができる外貨口座があれば、両替せずに取引できます。Airwallexは外貨口座を提供しています(日本法人向けは提供準備中です)。
有利なレートのときに固定する:レートを一定期間固定できるサービスがあります。取引の見通しが立ちやすくなり、為替変動のリスクを抑えられます。継続的に多額の資金を動かす事業者に有効です。Airwallexもレートを固定する機能を提供しています(日本法人向けは提供準備中です)。
よくある質問
銀行間レートとは何ですか?
銀行同士が外貨を取引するときに使う、その時点の国際的な基準レートです。市場中間レートとも呼ばれます。各社が提示するレートとの差を見れば、上乗せの大きさが分かります。
「手数料ゼロ」なら、両替は安くなりますか?
安くなるとは限りません。手数料がなくても、基準レートに上乗せされていることがあります。レートと手数料を合わせた総コストで比べてください。
為替のコストを減らすには、どうすればよいですか?
複数の会社のレートを、銀行間レートを基準に比べることが基本です。そのうえで、取引先の通貨で直接支払う、有利なレートを固定するなどの方法で、両替の回数や変動の影響を減らせます。
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