A2A(Account-to-Account)決済は、カードネットワークを経由せず、銀行口座同士を直接つないでお金を動かす決済方法です。仲介する事業者が少ないため、コストの抑制、支払いスピードの向上、入金の照合作業の効率化が期待できます。この記事では、A2A決済の仕組みとカード決済との違い、法人が確認したい点を解説します。
※サービス提供状況:グローバル口座(外貨口座)、海外送金・両替、法人カード、経費管理、請求書支払い、会計ソフト連携は、日本法人向けには現在提供準備中です。海外法人の場合は、法人の所在国・地域と審査条件により利用できる場合があります。日本法人が現在ご利用いただけるのはオンライン決済です。
A2A決済とは?
A2A決済とは、支払う側の銀行口座から、受け取る側の銀行口座へ、直接お金を動かす決済方法です。身近な例では、銀行振込もA2Aの一種といえます。近年は、企業間(B2B)の取引で、A2Aを取り入れる動きが海外を中心に広がっています。
A2A決済とカード決済の違いは?
カード決済は、カードネットワークやカード会社などの複数の事業者を経由します。A2A決済は口座同士を直接つなぐため、経由する事業者が少なくなります。
比較項目 | カード決済 | A2A決済 |
|---|---|---|
お金の流れ | カードネットワークやカード会社などを経由する | 銀行口座同士を直接つなぐ |
手数料の考え方 | 決済額に応じた料率と固定額がかかる | 金融機関や決済サービスによって異なる |
支払いデータ | 取引ごとに情報が分かれやすい | 支払いの情報を構造化された形で残せる |
A2A決済で法人の支払いコストは下がる?
決済額が大きいほど、料率の差が金額に大きく表れます。ただし、A2Aの手数料は金融機関や決済サービスによって異なるため、自社の条件で確認が必要です。
計算例を示します。Airwallexの日本向けのオンライン決済(カード・デジタルウォレット)は、3.20%+40円です(2026年9月に料金ページで確認した内容です)。100万円の請求をカードで受け取ると、手数料は100万円×3.2%+40円=3万2,040円です。A2Aの手数料が、これよりどれだけ低いかは、契約先の料金で比べる必要があります。
料金以外にも、カード決済には目に見えにくい負担があります。不正利用による損失、チャージバック(カード利用者が支払いに異議を申し立て、売上が取り消されること)への対応、入金の遅れ、入金の照合にかかる人件費などです。
A2A決済で入金の照合が楽になるのはなぜ?
A2A決済では、支払いの情報を構造化されたデータとして残せるためです。請求書の情報と支払いの情報を自動で突き合わせやすくなり、経理の手作業を減らせます。
AirwallexのA2A決済への取り組みは?
A2Aの仕組みは、国や地域ごとに異なります。Airwallexは、こうしたバラバラな口座間送金の仕組みに対応した決済手段を提供しています。
ただし、利用できる範囲は、法人の所在国・地域や審査条件によって異なります。日本法人が現在ご利用いただけるのはオンライン決済です。グローバル口座や請求書支払いなどは、日本法人向けには提供準備中です。
よくある質問
A2A決済とは何ですか?
カードネットワークを経由せず、支払う側の銀行口座から受け取る側の銀行口座へ、直接お金を動かす決済方法です。銀行振込も、その一種にあたります。
A2A決済のメリットは何ですか?
経由する事業者が少ないため、コストの抑制と支払いスピードの向上が期待できます。支払いの情報を構造化された形で残せるため、請求書との照合作業も効率化しやすくなります。
A2A決済なら、手数料は必ずカード決済より安くなりますか?
必ず安くなるとは限りません。手数料は、金融機関や決済サービスによって異なります。実際の金額は、契約先の料金で計算して比べてください。
日本法人はAirwallexのA2A決済を使えますか?
日本法人が現在ご利用いただけるAirwallexのサービスは、オンライン決済です。グローバル口座や請求書支払いなどは、日本法人向けには提供準備中です。


